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「西田(さいだ)のたけのことは。


西田(さいだ)には、たけのこ料理店が軒を並べています。西田は、たけのこのおいしい地区として、富山県はもとより、北陸でも名の知られたところですが、なぜ、「西田のたけのこ」なのでしょう。
西田には、臨済宗国泰寺派の総本山「国泰寺(こくたいじ)」があります。
正安元年(1299年)、清泉禅師(せいせんぜんし)慈雲妙意(じうんみょうい)が開祖と言われますから、700年の歴史を誇る寺です。
普段は、ひっそりとしていますが、立派な五重の塔や古い庵、龍淵池・月泉庭などがあり、ぜひ、ゆっくりと訪ねてほしいものです。
この国泰寺が参詣客に、たけのこごはんと味噌汁をだしたのが、西田のたけのこの始まりと言われています。
もともと、土がたけのこに適していたのでしょう。
昭和20年代あたりから、たけのこ店が出始め、今は7軒ほどが、看板をあげています。



春から春まで、手入れを怠りません。


西田地区でいっしょにたけのこを生産している先輩方です。いろいろ教えていただいています。(2008年春、撮影)

最大のたけのこの記録。


ある朝、斜面がくずれ、実に40 センチにはなろうかという、たけのこが顔を出していました。普通、このくらいの大きさだと、とっくに頭を地面から出していて、収穫しても固いたけのこにしかならないのですが、この大きさになるまで地面に潜っていたので、柔らかい立派なたけのこができ上がっていました。

春。


たけのこシーズンは、4月から5月といわれていますが、「兼松」の場合は、だいたい3月下旬から5月中旬までが、おいしくたけのこを食べていただける期間です。 (年によって違うので、電話でご確認ください)


やっと頭先を出したばかりという、たけのこを見つけて、うまく掘り出すのには、なかなか熟練した感と技が必要です。地面がまだ朝露でしっとりと濡れ、太陽が昇らないうちに堀起こすので、 時には朝4時ごろからの作業になります。
たけのこを掘り出した後、大きな鍋でゆがいています。朝掘ったたけのこは、その日のうちに料理して、お客様にお出しします。たけのこは、新鮮さが命なのです。

西田のたけのこは、柔らかくて新鮮です。この短い旬のために、一年を通して、竹林の手入れをおこたりません。
シーズンが終わったら、下草をかり、新しい親竹を育てる準備をします。
また、冬に、雪の重みで親竹が途中でポッキリ折れたりしないよう、あらかじめ先端を5分の1ほど、折っておきます。まだ親竹が柔らかい春の終わりに、この作業をします。

夏。

草がいきおいを増す時なので、下草かりをていねいにします。
肥料をやりますが、これは、うちで工夫したものを、やっています。ワラを敷いて、たい肥にもします。土壌づくりに時間をかける時です。こうして柔らかい土ができ上がります。

秋。

そして、竹は、来年の準備を始めます。地下で芽を出しているのです。これが、来年のたけのこになります。


冬。

雪で折れた親竹を片づけたりして、収穫にむけた手入れをおこないます。 静かな土の上とは、うってかわって、土の下では、たけのこが顔を出す準備を始めています。

そして、また今年のたけのこシーズンがやってきます。